2ファクタ認証を知ろう!(2)【iPhone】 [コンピュータ・スマホ]
今回も引き続き、2ファクタ認証についてです。
前回は概要とメリットの紹介をしましたが
困ったさんになる人も意外と多いので、
実例を持って解説していきます!
①【機種変更&電話番号変更のパターン】
2ファクタ認証は「信頼できる電話番号」か「信頼できるデバイス」が
鍵になることを前回ご紹介しました。
機種変更と同時に電話番号を変更して古い機種を下取りに出してしまうと、
バックアップを新しい機種に移行(バックアップ復元)が滞ります。
理由は、2ファクタ認証の解除に必要な2つの鍵(電話番号とデバイス)が両方とも無い状態になるからです。
このような場合はAppleIDとパスワードがわかっていても「アカウントの復旧」を行うことになります。
場合によっては数日~数週間そのAppleIDが利用できなくなるので、注意しましょうね。
②【アクティベーションロック】
「AppleID自体を忘れてしまった」且つ「実は2ファクタ認証を設定していた」
状態でアクティベーションロック画面になってしまった場合も大変です。
AppleIDのパスワードがわかっていてもAppleID自体を忘れると、
アカウント復旧もできないため購入証明による強制ロック解除が必要になります。
こうなると本体が利用できるようになるまで数日掛かります。
また、ロック解除ができても中身のデータの保証はできません(戻せる場合も有り)。
購入証明もApple側へ提示できないとなれば、どうにもできません。
ただ、AppleIDはメールアドレスなので自力で思い出すか、
誰かとメールのやり取りをしていれば
そのメールアドレスがAppleIDである可能性も残されています。
自分のAppleIDを確認したい場合は、こちら!
次回はアクティベーションロックについて解説していきます。
セキュリティを理解することはホントに大切ですよ!
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